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お知らせ
- 2022.06.06
- お知らせ
瓦屋根の修繕工事 次回のご予約は7月10日です
去年に続き今年も大規模な地震が発生しました。
当社で瓦屋根の修繕に当たれる職人は一級技能士2名のみですので、少しづつしか修復できませんが管理業務や事務業務のスタッフも現場の手伝いをしながら少しでも早く修復できるように活動しています。
間違いなく対応できる1か月先くらいの予約だけをお請けしています。6月6日現在で、7月10日着工が2件となっています。
日本瓦を施工できる職人さんは減っています。また、画像のような入母屋屋根を施工できる職人さんはさらに少なくなっています。また今回のような現場で「照り」(外に反っている)や「起り※むくり」(内に沿っている)屋根はさらに少ない状況です。
そして、簡単に板金に葺き替えるという方もいらっしゃいますが、この手の屋根は銅板でなければ硬すぎて後々に亀裂が入る恐れがあります。きちんと内容を聞いたり、そもそもなぜ建築時に瓦屋根を使用しているかを把握して修繕されることをお勧めしています。
ただ、瓦がのっかっているわけではありません。雨の排水能力など機能性が変わると、躯体に廻る湿気も変わります。