Construction blog.
施工日記
- 2015.02.10
- 施工No.20116
仙台市泉区にて瓦屋根葺き直し工事
![](https://craftcompany.info/wp/wp-content/uploads/2015/02/21-560x420.jpg)
仙台市泉区にてご依頼をいただいた、瓦の吹き直し工事です。
地瓦の調整が終わり、雨漏りの原因天窓も
水抜きの鈑金の調整と、窓下の雨受けの鉛を綺麗に整えます。
地瓦が葺き終えると、次は棟の取り直しです。
施工前の台面(棟の瓦を載せる土台)は昔ながらの粘土です。
棟の下地に金物を取り付け金物に角材を固定します。
なんばん(台面用の樹脂の入った防水性の高い材料)で土台を作ります。
先ほど取り付けた角材に、冠瓦をビスで固定して完成!
上の写真は同線のみで固定している一般的な施工法。今回の施工前の棟の工法は、震災の時に一番被害のあった工法です。
今回の棟の取り直し工事は「強力棟工法」または「ガイドライン工法」を採用しています。呼び方は違いますが、どちらも同じ地震被害の少ないです。
棟を高く、立派にしたいときは、やはり従来の施工法でないと対応できないことが多いです。