Construction blog.

施工日記

相馬市でリフォーム工事を進めています:増築編

今回は相馬市のお得意様のご依頼で約築47年のご自宅を大きく改修させていただいています。

解体が終わり増築を進めます。

 

お盆前に基礎工事を終わらせて、お盆休みを養生期間とします(^^)vここまでは天気にも恵まれて予定通り・・・まだまだ先は長し

 

お盆明けからハイ増築っては行かないもので、増築で使う木材を現場で加工します。なぜかといいますと、既存の建物も年数が経つとねじれたり歪んだりしているので増築する相手に合わせて加工が必要になります。プレカットでは対応できないので、墨付け手刻みが出来る大工でないと今回の増築は無理だと思います。

 

土台も敷いて、梁・桁・柱の準備もできて、今日は大工・瓦屋・足場屋の異業種交流会です。

うそです、相伴してもらって建て方をします。小規模な増築なので(けど複雑で難しい)足場屋さんにも工事をサポートしてもらって必要に応じて足場を都度組み直してもらいます。瓦屋さんは、小屋が組み終わるまで工事をサポートして、屋根の瓦の割付をして大工さんに寸法を伝えます。大工さんは瓦屋さんから言われたとおりの寸法で屋根の下地を作ります。

いやはや何でしょうね~、ものすごく扱ったんですが皆で作ってると疲れがたまらなく気持ち良いです(*´▽`*)ただいまコントラクターズHIになっています!!

 

前の画像で立てた梁を既存の家屋に繋げていきます。屋根裏の床板を張って小屋束をを建てて、今度は既存の母屋と繋げます。画像で3センチほどズレていますが、これが建物の歪みです。

こういう歪みは劣化とかそういうものではないです。木造って結局は反って捻じれてお互いに絡みついて外れにくくなるものですから、この建物の場合は年数が経って捻じれてまっすぐではなくなっているってことは崩れづらくなっているという考え派です。

 

 

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