House work

瓦が災害で崩れても前より強く正確に完成させます

2月の地震被害での屋根工事を終了いたしました。

長野県と気仙沼から応援をいただいていましたが、梅雨や台風などの天候不良で工事日程が読めなくなる時期になるため出張工事を終了いたします。

 

今回の強力棟の工法としては2番目の写真までです。3番目の写真はお施主さんのご希望に沿うために金具を加工して鉄筋と専用金具を連結させて対応しています。

 

 

棟を低くすればという方もいると思いますが、日本瓦は棟を積んだほうがかっこいいです。上手に施工できる職人さんもすくなくなってきています。

 

 

今回の復旧工事で意識していたことは、安全に応急処置をして効率よく工事を完成させることの2点でした。よくあることがブルーシートをかける行為ですが、足場をかけずに屋根に上ることは大変危険です。安全面としてまずは、足場をかけること、そして崩れた瓦をいち早く降ろすことです。効率よく完成させるためには、職人ではなくてもできるブルーシートや瓦の撤去作業を先に終わらせて、日本瓦葺き職人が後を追う形で進行させていきました。

PAGEUP